2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

時代

終電で仕事から帰り、歌舞伎町にある朝まで開いてる食堂に入った。落ちそうなエレベーターで2階にあがる。お客はわたしの他に、眼鏡をかけてうつむいたままのスーツの男が一人いるだけでがらんとしていた。オムレツ定食を頼んで待っていると、キッチンの奥か…

怒鳴られたり、大きい声を出されたりすると反射的に泣いてしまう 知らない誰かが怒っているのを見ただけでもすごく落ち込む それが酔っぱらいや気のふれたような人でも、確実に言葉になって声に出たことには説得力がある 自分はあまり怒ることがないからその…

ヤギヤギ

茶碗蒸しが作れるようになってうれしい、さいきんはうれしいことがいくつかあった 神保町に人のライブを見るために初めて行って、神保町に行ったら終わりだみたいな謎の気持ちを払拭できた ふつうにいいお店がふつうにあってよかった 土地を過度に恐れること…

こどものあそび

わたしはばかだから ぜんぶわたしが守ってあげる わたしのからだのために眠る

かみさま

せっかくほんとうの家族ができたのにまた失敗してしまいそうだ 嫌われたくなくていやらしくご機嫌を伺ったりもういいと言われても謝り続けたりとってもつまらないことで泣きわめいたり そういうわたしのすべてがかつての家族を辟易させてしまった わたしは取…

電源あります

へんだ。朝からまぶたが重たくて空気の冷たさが目に刺さる。頭はぼんやりとして熱でもあるような気がする。何も手につかずそれでも家主が仕事へ行く前に洗濯機につっこんでいった羽毛布団をなんとか広げて干して、水筒を買うんだったと家を出た。妙な焦りが…